LIAR GAME-roots of A―甲斐谷忍短編集 (ヤングジャンプコミックス)
「 LIAR GAME 」は、主催者が誰で目的が何なのか、そしてヒロインを助ける秋山は何者なのか、いまひとつわからず、そこで終わってみないと評価の難しい作品だなぁと思っているのだが、その秋山の過去を描く短編が収録されたのがこの新刊。大学で犯罪心理学の講義を受け、それで院に進学したという話。このエリート加減、カンペキさ、しかし自分の頭と足を共に使う堅実さ。読むと、天才詐欺師で刑務所から出てきたばかりという本編の初期設定がますますどうとらえてよいのかわからなくなる。
「ライアーゲーム」関連は冒頭の一編のみ。まずまず楽しめるが、普通といえば普通。ハッタリをもっときかせたほうがいいのか。そうか、それが「ライアーゲーム」本編か。 他の作品は、設定が微妙だったり先が読めたりする。中では、先が読める天才的占い師を描いた「サンソウ」という作品が、「ライアーゲーム」の内容と近いので最も楽しめるのではないか。
→ マンガ一巻読破 | 甲斐谷忍/LIAR GAME 私は「ライアーゲーム」は、面白く読んではいますが、出来は評価していません。「未来日記」「イキガミ」なんかと同じ。むしろこの3作品は、評価しちゃダメだろうと思っています。


