
みつきにっき。 (IDコミックス 4コマKINGSぱれっとコミックス)
一巻完結の4コマもの。平安時代のお姫様のような、長い髪で着物着て傍若無人な姫少女が転校してきて寮生活。その面倒を見させられる同級生でルームメイトな少女とのどたばたを描く内容。とはいえ話のどたばた加減は抑え目。常識的なものなのでネタとしては弱いが、雰囲気が暖かく、読む側もやさしい目でみていられるものに仕上がっている。 ま、出落ちですけどね。

一巻完結の4コマもの。平安時代のお姫様のような、長い髪で着物着て傍若無人な姫少女が転校してきて寮生活。その面倒を見させられる同級生でルームメイトな少女とのどたばたを描く内容。とはいえ話のどたばた加減は抑え目。常識的なものなのでネタとしては弱いが、雰囲気が暖かく、読む側もやさしい目でみていられるものに仕上がっている。 ま、出落ちですけどね。

綺麗で可愛い青春ラブストーリー。 評判だったので買っておきつつ読み忘れ。 いまさらですがご紹介。
想像したものを映像にしてみせる事の出来る 能力を持つのが「幻燈師」、これを目指すための コース幻燈科のある学校のお話。
連作スタイルになっていて掲載は4話。 それぞれ恋愛も絡んでいて、4組のカップルが登場する。 何かしら抱えている生徒たちが、ほかの子と出会うことで 悩みを乗り越え解消していく。まぁひとりだけ能天気で別次元な 人物がいますが。3話めの主人公ですが、彼はお兄ちゃんだけ あってオトナだね。
コマの大きさ、使いかたを心得て、 話の肝である幻燈シーンをうまく生かした 作品。綺麗な終わり方をしているところも素敵です。 カバーはずすとおまけアリ。
【裏表紙】 思い描いたイメージを具現化させる能力“幻燈”。 そのプロである“幻燈師”のタマゴたちが通う アカデミーで紡がれる、少年少女の淡く切ない青春物語。 実力派ストーリーテラー・カザマアヤミ がおくる、最高にピュアなラブストーリーをアナタに。掲載=月刊少年ブラッド2006年5、10月号、Flex Comixブラッド 2007年8、9月

新宿駅に各私鉄が乗り入れて新新宿駅となった設定のおはなし。鉄オタなヒロインが鉄分満開で繰り広げるお話。
オタクな方には楽しめるネタかもしれないが、物語としての面白さまでは掘り下げきれず。また、非現実と現実とを行き来する話はそのバランスが難しいので、たいてい違和感を残すことになりがち。
鉄道好き以外にとってはツボのわからない作品なので 、手を出さないほうがよろし。なおp.116、「十二社」に「じゅうにしゃ」とルビがふってあるけど、正しくは「じゅうにそう」ですね。

刑事ギャグ。題名からして「太陽にほえろ」 なわけで、設定を借りてギャグにしてはいるが、 ジャンプSQ読者の誰がわかるというのか。 そして作る側もそんなに詳しくなかったりするらしく、 パロディ的な方向には行かず話はあさってに。
刑事ドラマはベースにするが、ネタはデスノートの パロディや、五輪に刑事が種目で登場、 といったもの。こうしたネタのチョイスは 割といいと思うのだけれど、いまひとつ 爆発しないのは、展開を先にばらしてしまい、オチが 予想できるからか。ネタの割りかたを工夫すれば意外性が出るのでは。
WEB移行後はムチャクチャ度が増すのだけれど、 不発な印象は変わらない。細かいパロディネタは面白いので、 ネタ数を増やしてうるさいくらいに畳み掛けると マニアックなファンは増えそうだ。
(Bunch Comics Extra)
劣悪な労働環境でついに立ち上がるプロレタリアたち、
という話が現代にあっているかというと、特にそうは
思わないのだが、嘘か真か「蟹工船」ブームが
きたそうで、それに乗じての漫画ということなのだろう。
一巻で手堅くまとめている。
話は案外読みやすい。大筋がわかっていることと、善悪二元論で
はっきりしているからだろう。中間管理職的な人間もいるが
フィーチャーされず、そもそもが主役という主役を据えておらず、
資本家(の手下)の「監督」が巨大な敵、巨悪として存在しているが、
目立つのはそれだけである。描きたいことがはっきりしていて衒いがない
ので、読みやすいのは当然。時代設定を昭和初期から動かさず、現代風にアレンジしなかったのは賢明。作者は腐心したのだろうが、十分現代でも
通用する漫画になっている。劇画誌とかあるいは「カイジ」
なんか読んでいるひとには絵も雰囲気も話もそんなに違和感ないのではないか。
ところで、「蟹工船」という話自体が、面白いものかというと・・・ どうなのだろう。アジテイトする内容なので、それなりの興奮はあるとしても、 しかし。現代の目で見てしまうとどうだろう。自分で落ちた境遇 に対してこんなはずじゃと言い出す労働者。苦しくても ただ疲労していくだけの労働者たちが変わるのは、知識を吹き込まれてから。 新しい思想に踊らされ、盛り上がるが、策不足で鎮圧される。 ・・・いまでも変わらないか・・・。 鎮圧後絶望が支配するかと思いきや、やり方の問題だ、 効果があるのはわかった、と案外希望の光がさす。 絶望の中でも希望があれば生きられる、というのは、 幸せなのか不幸なのか。まぁそのあと、成功しました、という話があるわけだが。
敵対していた監督が結局のところばっさりと首をきられてさようなら、 というお話は、見事な寓話である。ただ、戦うものがあるし見える から話になるのであって、それが見えないとなると寓話にもなりゃしない。 敵を見つけないと話にならないのだが、 そんな敵が現代にはそうそういるわけがなかったりする点に、 時代の本質的な差があるかな。
搾取からの脱却には連合して同盟し人民みなで立ち上がるのだ! ってのが趣旨なので、搾取から逃れた後、どうする? はこの話にはない。なので、当時はともかく、 ルポルタージュ的な意味もなくなった現代では、 読んでどうってことでもないと思うんだが。 なにせ一致団結共産主義なんてのが搾取ない社会でも実は 搾取や格差はあり、しかし表向きないことになっているので、 ありませんの建前が絶対の正義となる恐怖政治支配 になっちゃったわけで。
【帯】 「格差社会の予言書」完全漫画化!! 新潮文庫累計160万部突破!掲載=週刊コミックバンチ 349号〜358号(2008年9月5日号〜11月7日号)
【裏表紙】 時は昭和初期、オホーツク海で操業する蟹工船「博光丸」では、 会社が国策の名のもと暴利をむさぼる一方、 労働者たちが過酷な労働を強いられていた。 やがて、彼らは団結して闘争に立ち上がる−! 現代に通じる昭和プロレタリア文学代表作の漫画化決定版!
短編4編収録。表題作は、素直になれない女の子、新学期とともに惚れた相手に、 しかし最初から見透かされたことでケンカごしになってしまい、でももうすぐ夏休み、 それまでになんとかしたいのだけれど、という話。でも好きといえない。
お互いそうだった、という話は、それだとアプローチできないままで、 数年後にそのことを知るという苦い青春ものとなるのがパターンだが、 これは少女マンガなのでそんなオチではなく、その場で決着がつく。 女の子がジタバタする話なのでその分男はオトナな態度を示すのだが、 女の子視点で描いた短編ということでどうしても男の子は理想的な 行動をとる。そのあたりが記号的だが、夢というのはそういうものなのかもしれん。

「未来日記」シリーズのスピンオフ。 本編では描かれていない、テロリスト:雨流みねね を主人公にした話で、個別に完結しているので読みやすい。 とはいっても、初見だとこれは何?と思う代物なので、 「未来日記」を読んでいる人向き。逆に読んでいる人には 楽しめる内容になっています 。 → マンガ一巻読破 | えすのサカエ/未来日記

親の借金を抱えたパタリロ(波多利郎)が、家政夫として糊口をしのぐ シリーズ。絶世の美女、と自称するおクマさんとのコンビで、 日本で商売をたくらみます。ただし企画するのはおクマさん。 おパタちゃんの得意な料理を利用してビストロをやろうという計画。 広尾の格安物件は訳ありだったが結果的に温泉も出て、足湯つきの ビストロとあいなった。
細かいネタをこれでもかと投入するのは相変わらず。 タマネギ部隊もバンコランも出てこないシリーズなので、 パタリロ!初見者には楽屋落ちがない分読みやすかろう。 でもファンにはそこが物足りない ?
ビストロ温泉パタリロ! (花とゆめCOMICS)親の借金を抱えたパタリロ(波多利郎)が、家政夫として糊口をしのぐ シリーズ。絶世の美女、と自称するおクマさんとのコンビで、 日本で商売をたくらみます。ただし企画するのはおクマさん。 おパタちゃんの得意な料理を利用してビストロをやろうという計画。 広尾の格安物件は訳ありだったが結果的に温泉も出て、足湯つきの ビストロとあいなった。
細かいネタをこれでもかと投入するのは相変わらず。 タマネギ部隊もバンコランも出てこないシリーズなので、 パタリロ!初見者には楽屋落ちがない分読みやすかろう。 でもファンにはそこが物足りない ?

忘れたいロックがここにある。 ジョージ朝倉によるコピーらしいが、上手い。
3人組のバンドの話。なかでも、ギターと作詞担当の男性が主人公。彼はうじうじしがちでお調子者で、残りの二人が超然としているのに対して、器の小ささがはっきりと。
ロックバンドの小さな悩みや暴走というリアルがここにある。迷走もまた青春。というか迷走が青春なのか。

いまさらですがご紹介。BLに詳しい人はご存知の奇作。 そう、男同士の恋愛結婚話である。が、主人公はノンケな三十路男。そこにいきなりやってきたのが嫁志望の美男子であった。
かいがいしく働く嫁、でも男なんだよなぁ、と思いつつも家に来られて押し切られ流される主人公。そして愛も芽生えます。しかも相手は支社長で、社長の子息でありました。
非常識なファンタジー。しかし一方で親の説得など普通な話も交えつつ展開するのが話の作り方をわかっているところ。腐女子の存在や、巻末おまけの商店街の理解など、え?そこでそういう対応?という援軍もあり、引いて押してのバランスが見事。ばかばかしいけど読ませます。
おんなじ設定で今度は嫁姑話もあるみたいなんですけども、ええと、読んでみたいような買うのがしゃくのような。(
嫁に来ないか~呉服屋の嫁 (GUSH COMICS) (GUSH COMICS)
でございます。)